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2021年、コロナ禍の家探し。賃貸物件の家賃は下がる?

2021.10.21

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コロナ禍が日本の経済に深刻な影響を与えつつある今。仕事を失ったり、収入が減ったりしている人が増えていて、家賃や住宅ローンの支払いが滞ってしまう……というケースが少なくないようです。「もっと家賃が安いところに引っ越した方がいいのかな?」と考えている方も多いかもしれませんが、賃貸物件の家賃は下がっているのでしょうか。

不動産会社アットホームの調べによると、2020年12月時点の東京23区にある賃貸物件の家賃はシングル向き、カップル向き、ファミリー向き、大型ファミリー向けなどすべての広さの物件で前年同時期の家賃を上回っているのだそうです。

特に大型ファミリー向けマンションの家賃は神奈川県、千葉県などで2015年1月以降最高値を更新。23区内の30~70㎡のアパートも2015年1月以来の最高値を記録しています。つまり、ほぼすべての物件で前年同時期の家賃を上回っているということ。2015年から長期的に家賃は上がり続けていて、コロナ禍においても賃貸物件の家賃は下がることなく、上昇し続けているということになります。

シングル向け&カップル向けのアパートの家賃は下落傾向に

2020年11月から2021年3月までの5カ月間という短い期間に絞ってみると、30~50㎡のアパートについては家賃が下落しています。つまり、シングル向けやカップル向けといったの比較的、狭い部屋に関しては家賃が下がっているということ。

大学生の中には「入学してから一度も対面授業に出ていない」という人もおり、一旦契約したアパートを解約して実家で戻るという人も。オンライン授業なら、大学から遠い実家から受けても変わりはないからでしょう。また、企業の転勤も減少し、入社前の研修もオンラインで行うというところが増加。シングル向けの物件は空室が増える傾向にあるようですが、やはり良い部屋や希望に合う部屋は埋まりやすいため早めの引越しがおすすめです!

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