実はよく知らないガスの開栓立ち会いのあれこれ
2021.10.21

目次
Ⅰ.引っ越し時のガスの開栓立ち合い。実際は何をするの?
ガス機器が使用可能か確認
お引越し先の住居が都市ガスかプロパンガスのどちらかによって、使用できるガス機器が異なります。ガスの開栓立ち会い時に、ガス会社のスタッフと一緒に確認します。
ガスメーターの開栓
屋外または部屋の外にあるガスメーターを開栓してもらいます。 ガスメーターに記載している番号をチェックし、ガスメーターの破損がないかなども同時にチェックしてくれます。
ガス開通の確認
屋内外で専用の機器を使用し、ガスが供給されているかを確認。 ガス漏れはないか、安定したガスの供給ができているかをチェック。
ガス機器の動作確認
ガスコンロやガスファンヒーターなど、使用するガス機器が使用できるかを確認します。 ガスを使用する全ての機器を確認するので、お風呂や、浴室乾燥機、ミストサウナ、床暖房なども対象となります。
作業終了
開栓作業終了のサインをします。 このとき、料金プランの説明や支払い方法などが分からない場合は聞いておくことをオススメします。支払方法は口座振替、クレジットカード払い等ですが、カード会社によってはポイントが加算されますので、クレジットカードでのお支払いがおすすめです。
Ⅱ.ガスの開栓立ち会いの所要時間
通常であれば、15~20分ほどで終了します。 引越しで混み合う時期は、時間がずれ込んでしまう場合がありますので、余裕をみて予定を決めましょう。
Ⅲ.立ち会いを必要とする理由
大きな理由は、気体で独特の臭いはあるものの、目には見ることもできず、それが漏れてしまった場合には爆発を起こす危険性があるためです。
その威力はすさまじく、間違って爆発を起こしてしまった場合には火災が発生するだけでなく、周囲の建物を吹き飛ばす恐れもあります。もちろん人命を害する場合もあるため、スタッフが開栓確認を行うことは重要な作業ですので、実績経験が豊富なスタッフが確認することで、問題なくサービスを受けることができます。引っ越しをした場合には、スタッフの訪問を受けて使えるようにすることがほとんどです。