賃貸契約の際にある仲介料ってなに?
2022.01.04

目次
賃貸契約をする際に出てくる仲介料。物件や不動産会社様によって仲介料が変わるケースもあります。何が違うのかをご説明!
そもそも仲介料って何のお金?
簡単に説明すると物件を紹介してくださった不動産の方に支払う金額になります。
イメージとしては「この物件探してくれてありがとう。」といった意味合いで支払うものになるお金になるので、引越しの際の初期費用として考えた方が良いものになります。
不動産会社によって金額が違う場合もありますが、原則として【家賃の1カ月分+消費税が上限】と宅建業法で決められています。ほとんどが上限の金額を請求するので、不動産会社によって金額が変わるケースはさほどありません。
仲介料は交渉次第で安くなる?
時期にも寄りますが、1月~3月の間は引越しシーズンなのもあり、値段交渉が成功する可能性は低いです。その分4月~9月は、物件にも寄りますが、閑散期になりやすい為、家賃交渉が成功する可能性が高くなります。これは不動産会社様の営業マン次第になりますので、相談した上でそこで契約をするか、他の店舗で契約するかを決めるべきでしょう。
ですが、あまり時間をかけ過ぎてしまうと他の方の申込が入ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
仲介料が無料なのはなぜ?
ネットなどで見ると【仲介料無料物件】と記載があるケースがあります。これは本来、物件に住もうとしている方がお支払する分を物件のオーナー様が代わりに払ってくれるケースになります。
そこまでするのにも理由があり、長期でお部屋が空いてしまうとオーナー様からしたらマイナスでしかありません。家賃を下げるとしても、他にも入居している方がいる為になかなか下げられないので、仲介料を0円にして入居してもらおうというやり方です。
こういった物件も調べていると出てきますが、逆に損してしまうケースもあります。
それが、仲介手数料が無料な分、本来1ヶ月の礼金が2ヶ月分になっていたり、何らかの初期費用がプラスされている可能性があるからです。その他にも事務手数料・書類作成費・契約書準備費と名目を変えて取られるケースも中にはあるので注意が必要です。
まとめ
今回は仲介手数料の仕組みを明記しましたが、ネットだけの情報ですと不鮮明な所が多いので、実際に不動産会社に言った際に聞いてみたり、そこの不動産会社を利用した友人に聞いてみたりして、仲介料を払うべかどうかを考える事がオススメです。