プロパンガス契約時の預かり金ってなに?
2022.04.28

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プロパンガスの物件に入居する際に開栓手続きの際に支払いを要求された。
プロパンガスに住む際に、支払いを要求されるケースは多いと思います。【保証金】や【預り金】と言われますが、これはプロパンガス会社による利用者の未払い金対策です。
つまり、利用者がガス料金を滞納したまま転居してしまった場合、ガス会社は未納料金を回収することが不可能になってしまいます。そこで、あらかじめ預かっていた「保証金」を未払いのガス料金に充当するのです。
「保証金」は法律で決まった制度ではありません。ですが、プロパンガスを利用しているほとんどの賃貸住宅で行われています。ガス会社が個別に決めている制度になる為、利用するプロパンガスの会社によって金額もまちまちです。一般的に1万円という金額が多いようですが、通常使用料金の2、3カ月分に相当する金額を設定するケースもあります。
その為、開栓手続きする際の電話したタイミング等に聞いておく事が大切です。
退去時に返金されるの?
もちろん支払いなどを怠らずに行っていれば全額返金されます。
その際に必要になるのがガスを開栓する際に渡される「預かり証」です。これは開栓時に支払った証明にもなる大切なものですので、入居してから退去するまで大切に保管しましょう。
渡されない事はないとは思いますが、受け取れない場合はガス会社に確認致しましょう。
プロパンガスのメリット
プロパンガスのメリットは災害時の復旧が早いことです。先にもご紹介した通り、都市ガスはガス管が破損すると復旧に時間がかかりますが、プロパンガスは替えのボンベ・設備、破損等があった部品の交換などが行われれば利用を再開できます。
そのため、災害時のバックアップ用のライフラインとして、都市ガスのほかに備蓄する公共施設やビル・集合住宅などもあります。